幼稚園や保育園の遠足、運動会、そして何でもない日のお弁当でも、男の子にも女の子にも大人気のモチーフといえば「電車🚃」! 乗り物好きの子どもたちにとって、お弁当箱の中に自分の好きな電車が詰まっているのを見つけた時の喜びはひとしおです。
でも、「電車の形を作るなんて難しそう」「細かくて時間がかかる」と敬遠していませんか? ご安心ください! 凝って見えるけれど、実はとっても簡単で、忙しい朝でもササッと作れる「電車キャラ弁🚃」のアイデアと、その具体的な作り方をご紹介します。
これを読めば、あなたも今日から「お弁当職人」! お子さんを最高の笑顔にできる、愛情たっぷりの「電車弁当🚃」作りの旅に出発しましょう!
1. なぜ「電車キャラ弁🚃」がおすすめなの?
電車キャラ弁がママ・パパに選ばれるのには、いくつか理由があります。
(1) 四角いから作りやすい!
電車は基本的に「四角」と「丸(タイヤ)」で構成されています。丸いキャラクターのおにぎりを作るよりも、四角く詰めるだけで形が決まる電車は、実はキャラ弁初心者さんにとって非常に取り組みやすいモチーフなのです。
(2) 色のバリエーションが豊富!
新幹線(白・青・緑)から、在来線(赤・黄色・緑)まで、様々なカラーリングが存在します。お子さんが好きな色や、その日のおかずの色に合わせて、ご飯の色やデコレーションを変えることができるため、飽きずに楽しめます。
(3) どんなおかずとも相性抜群!
車両を繋げるように、お弁当箱の中でメインの車両(おにぎり)の隣に、おかずを詰めるだけでまるで列車のような見た目に。ピックやウインナーなどの副菜も、立派な「貨物」や「乗客」に見立てることができます。
2. 基本の形はこれ!「シンプル在来線」キャラ弁レシピ
まずは、一番簡単で失敗しにくい、四角い「在来線」をモチーフにしたキャラ弁をご紹介します。
【メイン:電車のおにぎり】
- 材料:ご飯、ふりかけ(緑、青、オレンジなど)、海苔、スライスチーズ
- 作り方:
- 車両の土台作り:ご飯に好きな色のふりかけ(ゆかり、デコふりなど)を混ぜ、お弁当箱のサイズに合わせて「長方形」に握ります。ラップで包み、しっかりと形を整えましょう。
- 窓を作る:スライスチーズを小さめの四角(窓の形)に数枚カットします。海苔パンチで丸や四角の「目」を抜き、チーズに貼り付けます。
- デコレーション:おにぎりを詰めたら、海苔を細長くカットして、窓の下などに「線」として貼り付けます。海苔を貼り付けた部分の上に、先ほどの窓のチーズを貼り付ければ、あっという間に電車らしく!
- 連結器:お弁当箱の幅が許せば、ウインナーやきゅうりを小さくカットして、車両の間に置くと、連結器に見えて可愛さアップ!
【おかずで彩る!】
電車のおかずは、「丸」や「棒状」のものを多めに使うと、タイヤやレールに見立てやすくなります。
- タイヤに見立てる:
- ミートボール(ボイル、照り焼きなど)
- うずらの卵(模様をつけたり、キャラクターの顔にしても可愛い!)
- レールや荷物に見立てる:
- 細長くカットした卵焼きや厚焼き玉子
- アスパラやインゲンなどの野菜を豚肉で巻いた「肉巻き」
- チーズやハムをクルクル巻いたもの(ピックを刺すと、より食べやすい)
3. もう一歩レベルアップ!「新幹線」に挑戦
慣れてきたら、憧れの「新幹線」にも挑戦してみましょう! ポイントは、あの流線型の「鼻」の部分です。
【メイン:新幹線のおにぎり】
- 材料:白いご飯、青や緑のデコふり、海苔、カニカマの赤い部分
- 作り方:
- 鼻の土台作り:ご飯をラップに包み、片側を三角に尖らせるように握ります。これが新幹線特有の「鼻」の部分になります。
- カラーリング:青い新幹線(E7系など)なら青いデコふり、緑の新幹線(E5系など)なら緑のデコふりを、鼻ではない方の四角い部分に薄く敷き詰めるように貼ります。
- ライン入れ:海苔やカニカマの赤い部分を使って、新幹線の車体に走るラインを表現します。長いラインはハサミで慎重にカットしましょう。
- 窓:海苔パンチで抜いた四角や丸の海苔を、車体に等間隔で貼り付ければ、新幹線らしい窓の完成です。
4. 準備が9割!キャラ弁成功の時短テクニック
遠足の朝は時間との勝負! 前日の下準備で、焦りをなくしましょう。
- パーツは前夜にカット:海苔、チーズ、ハムなどで作る目や窓、ラインなどのパーツは、ジップロックなどに入れて冷蔵庫で保管しておけば、当日の作業時間は大幅に短縮できます。
- ご飯は色付けまで完了:デコふりなどで色を付けるご飯は、前日の夜に色を混ぜておき、冷めてからラップで小分けにしておく(握らない!)と、朝は詰めるだけ。
- 冷凍食品を味方に:お弁当用の冷凍食品は、保冷剤代わりにもなり、いざという時の隙間埋めに大活躍。自然解凍OKのものを選びましょう。
5. 仕上げは愛情を込めたメッセージで
電車のキャラ弁は、見た目の可愛さだけでなく、子どもの食育にもつながります。「〇〇線、出発進行!」と声をかけながら詰めたり、「この車両には、大好きなおにぎりが入ってるよ」と伝えたり。
お弁当のフタを開けた瞬間、まるで旅に出たかのようなワクワク感を演出することが、キャラ弁作りの最大のゴールです。
さあ、今日のお弁当はどんな電車にしましょうか? 大好きな電車をモチーフにした、愛情あふれるお弁当で、お子さんの一日を最高の笑顔で満たしてあげてくださいね!
